13日の金曜日に教会で生け贄の山羊
女性、判決の前に精神鑑定に
9月24日、ブリスベン地裁でコーパルーの女性、トレイシー・リー・アーノルド被告(26)の裁判が開かれた。アーノルド被告の罪状は2007年10月13日に、ブリスベン西部のベルバウリー・コミュニティ教会で悪魔の祭儀と称して山羊を殺し、首を刎ねたというもの。24日の裁判では、アーノルド被告は、動物に傷害を与えたこと、家畜として飼われている動物を盗んだこと、家宅侵入し、犯罪を犯したことを認めた。共同被告の男性は出廷せず、逮捕状が出された。起訴状が朗読され、アーノルド被告は、2007年10月13日の金曜日に4人の者と酒を飲み、仲間と一緒に悪魔の祭儀をまねようと決めた。その後、自動車でピンジャラ・ヒルズのモッギル・ロードの敷地に侵入し、同敷地の前庭で草を食べていた「マディー」と名付けられた山羊を盗んだ。4人は次に建築中の教会に侵入、山羊を壇に引きずり上げ、殺害した。その後、4人はケンモアのコンビニエンス・ストアで使い捨てカメラを購入、切り取った山羊の頭と一緒に写真を撮っている。コンビニエンス・ストアでは防犯ビデオにその姿を捉えられている。山羊の頭は後に警察官がアーノルドの自宅の冷凍庫で発見した。被告の弁護人は、「逮捕当時、被告はブリスベンの連邦裁判所に警備員として勤めており、事件の行為は、仲間の圧力とアルコールの影響によるもので、普段の性格から外れた行為だ。また、被告は酔いがさめると良心の呵責を感じ、教会の損害を償おうとしている」と陳述した。ジョン・コステロ裁判官は、「教会の壇で山羊を殺害し、首を刎ねるという行為は重大な犯罪だ」として、被告を精神鑑定にかけるよう指示した。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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