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社会 - 2007年9月27日

大学院修了男性と女性の年収差1万ドル

一部の職種でのみ逆転
 9月26日、「Graduate Careers Australia」が大学院課程修了者を対象に実施した調査によると、女性の年収は男性に比べて$3,000から$10,000低いことが明らかになった。調査は、大学院修了者96,000人を課程修了から4か月にわたって職歴や給料を調べたもの。平均年収は$60,000だったが、大学院課程ディプローマ資格者の平均年収は$55,000、修士資格者の平均年収は$65,000、研究修士と博士資格者の平均年収は$60,700だった。年収の数字は州によって異なるが、女性の年収はおおむね男性より低い。「Postgraduate Destinations 2006」と表題された報告書では、大学院卒男女の収入差ではWA州が一番大きく最大$20,000の開きがある。女性は収入で男性に負けているだけでなく、パートタイム、カジュアル・ジョブ、求職中という人が多い。また、経済的支援や勉学の休暇などの雇用の恩恵を受けていない人も多い。報告書は、「一部の分野では女性の平均年収が男性を上回っている。残念ながら、Graduate Destinations調査は、このような年収差を明らかにはしているが、適切な説明をつけられるほどの情報を揃えていない」としている。ただ、基礎看護学、建築学、人文学科、経済、心理学、ソーシャル・ワーク、リハビリテーションなどでは、女性は男性より高収入になる。さらに、大学院資格者は大学卒資格者に比べてフルタイムの職に就く可能性が高く、永久雇用または長期雇用になる可能性も高い。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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