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社会 - 2007年9月27日

ブルー・マウンテン・フリーウェイ構想

シドニーとNSW州中西部を結ぶ新自動車道
 9月26日、バサーストにおいて、連邦政府のマーク・ベイル副首相が、ブルー・マウンテンを越え、シドニーとNSW州中西部を結ぶ自動車専用道の基礎調査に2,000万ドルを出資すると発表した。2007年5月にジョン・ハワード連邦首相が新自動車専用道計画に1,000万ドルを約束したが、NSW州政府が共同出資することが条件になっていた。ベイル副首相は、「保守連合は、この問題をこれ以上引き延ばしていることはできない。次のステップに向けて連邦政府が全額負担する」と語っている。これからは大規模な道路計画と土木技術アセスメントが必要になる。この自動車専用道は従来のグレート・ウエスタン・ハイウェイの交通量がキャパシティぎりぎりに達している上にカーブが多く、全国でももっとも事故件数の多い道路区間になっている状況を緩和する目的で長年構想されていた。ベイル副首相は、「州政府はシドニーと州西部を結ぶハイウェイの必要性を無視してきた。エリック・ローゼンダール道路大臣にも2回書簡を送ったが返事がない。NSW州政府はシドニー圏外の州民を侮っているようだ」と語った。自動車専用道は、リッチモンドからリスゴーまで、グレート・ウエスタン・ハイウェイから谷を挟んだ北側のベルズ・ライン・オブ・ロードに沿った径路を取ると予想されており、2006年にベルズ・ライン・エクスプレスウェイ・グループがフィジビリティ調査をした時は総工費20億ドルと試算されており、実現すればオーストラリアでもっとも高価な道路になる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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