クロヌラ暴動関与の若者2人が出頭
新聞で写真公開後
22歳の女性と10代の少年が、シドニー南郊のクロヌラで昨年12月に発生した暴動事件に関与したとして起訴された。警察によると、シドニーの新聞が11日、組織犯罪対策部隊が公表した男性5人と女性1人の写真を1面に掲載したところ、同女性が同日午後1時15分ごろにハーストビルの警察署に出頭し、逮捕されたという。女性は尋問を受けた後、暴動・乱闘への関与と物を投げつけるなどの罪で起訴され、7月6日にサザーランド地方裁判所へ出廷するよう命じられた。女性はノース・クロヌラ・ビーチで中東系の人々を襲った暴徒の1人と見られている。また、男性5人のうちの1人であるヨーウィ・ベイの17歳の少年も、午後5時前にミランダの警察署に出頭。暴動・乱闘の罪で起訴され、7月4日にサザーランド青少年裁判所へ出廷するよう命じられた上で保釈された。これらの罪は、昨年12月11日にクロヌラ駅で発生した事件で、2人が電車内で襲われたことに関連するもの。暴動では警察官や車、救急車にビンなどが投げつけられた。残り4人の男性は警察に出頭していない。
ニュー・サウス・ウェールズ(NSW)州のピーター・デブナム野党党首は同日、捜査の遅れを批判。報復のための襲撃に関与した中東系男性らの写真が公表されていないことについて疑問を表明し、犯人らの有罪判決を確定する情報に2万ドルの報奨金を出すべきだと要求した。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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