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社会 - 2006年6月16日

豪原子炉、先週だけで事故4件

「非常にまれ」−ANSTO

 シドニーのルーカスハイツにある豪州唯一の原子炉が、先週に4件の事故が発生したことを認めた。このことにより、連邦政府が進めている原子力発電の調査は強い反対に直面している。豪州原子力科学技術機構(ANSTO)は15日、2件の事故を確認。最初の事故では、製造エリアを掃除していた作業員が放射性物質を目に浴びた。次の事故では、作業員が放射線医薬品の入ったガラスの小瓶を落とした。ANSTOはまた、作業員1人が水曜日に放射線医薬品の梱包中、ヨード−123という低レベルの放射線を浴びたことも確認。これらの事故は、6月8日に同原子炉で発生した、クリプトンなどのガスが大気中に漏れる事故に続いて明らかにされた。ANSTOのジョージ・コリンズ調査主任は「このような小さい事故が発生するのは通常月1回程度で、先週のような集中発生は非常にまれ」としながら、今後は無事故を徹底していくと述べた。労働党は、今回のような連続事故が、原発が国にとってどういう意味を持つかという国民の懸念が正しいことを表していると警告した。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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