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社会 - 2006年6月11日

豪華5ツ星ペット・ホテル盛況

 テレビ、館内音楽、エアコン、そしてア・ラ・カルトのディナー。すでにこれらはペットと一緒に宿泊できるモーテルの定番となりつつあるが、ペットのさらなる快適性を追求するなら、1日60ドル以上必要だ。5月29日付の地元日刊紙「クーリエ・メール」電子版が報じたところによると、ブリスベン北西部の、カレン・デ・ブルエンさんが経営するサムフォード・ペット・リゾートの“ブティック・スイート”が大盛況している。
犬はフルサイズのベッドでリラックスし、テレビ視聴も可能。また部屋には魚がディスプレイされた水槽、もしくはラジオも付いているという。猫は台によじ登ったり、柱で爪砥ぎができるほか、それぞれの部屋にぬいぐるみを常備するほどの待遇。部屋は1日49ドル、繁忙期には59ドルになる。オプションとして10ドルのブッシュウォークなどがあり、コストはさらにかさむが、客足が途絶えることはない。また、同リゾートのクリスマス・スイートは通常8月までに予約でいっぱいになるという。顧客の多くは海外で数週間から数カ月を過すビジネス・パーソンたち。中には海外滞在中にペットを恋しく思い、“会話”をするためにわざわざ電話をしてくる飼い主もいる。
 しかし、QLD動物虐待防止協会スポークスマンのマイケル・ビーティー氏は、飼い主がペットにこれらの豪華なホテルを与えられなくても罪に感じるべきではないという。「彼らはカーペットが必要なわけではない。必要なのは通常の運動と広いスペース、そして人との触れ合いだ」と語った。


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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