医療は待つもの、高いもの !?
過剰な利用を抑えるため
病院の診療を待つウェイティング・リストと、医療費の患者負担は、過度の医療を防ぐためには避けられないもの――。トニー・アボット連邦厚生相はこのように語っている。同相によると、これら2つの要素は医療分野の効率化を図る鍵だという。同相は「費用と行列によって医療サービスの過剰な利用が抑えられている。したがって、ウェイティング・リストと差額負担は、残念ながら医療システムにとって必要なもの」としている。
アボット厚生相の意見は、ピーター・コステロ連邦財務相の見方とは矛盾する。同財務相は、高齢化に応じて医療費を常に見直す必要があると繰り返し述べてきている。
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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