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社会 - 2006年6月05日

議論呼ぶ中絶薬、豪州に初上陸か

ケアンズの産科医が輸入予定

 ケアンズの産科医が、議論を呼んでいる経口中絶薬「RU486」を近日中に入手予定であると明らかにした。この薬の豪州への輸入は初めて。キャロライン・デ・コスタ医師は、最初に届く40錠が医薬課(TGA)を通過したら、7月までには患者の治療に使用したいと述べている。コスタ医師は「当局の処方規制のもとでは、この薬による治療を大規模に展開することはできない」としたうえで、「だが、TGAはこの薬を安全と見なしており、私たちは安全かつ適切な行為として輸入を認められている」と話した。薬は一般開業医(GP)の紹介状により同医師のクリニックを訪れた患者に処方される予定。RU486は1錠あたり約60ドルで、3回の診察が必要とされるが、中絶手術に比べればかなりの少額という。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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