世界初、リサイクル水による人工造雪スキー場
VIC州マウント・ホッサム、第一段階スタート
ビクトリア(VIC)州のマウント・ホッサムが、世界に先駆けて、同地の下水をリサイクルして人工造雪を行うスキー場となる。この技術により年間1.1億リットルの節水が実現するという。
総額840万ドルの下水プロジェクトの第一段階として、2,700万リットルの貯水施設が10日にオープンした。スウィンドラーズ・クリークから同施設に汲み上げられる水が、各シーズンで最高27万5,000立方メートル分の造雪に用いられる浄水110メガリットルに代わり、同スキー場の人工造雪機に送られる。2007年のスキー・シーズンまでには、クリークからの水の代わりに、同スキー場の下水をリサイクルした水が使用される予定。マウント・ホッサム・リゾートのジェフ・プロヴィスト・マネジメント・ボード代表によると、下水は最新のろ過技術を用いて灌漑農業にも適するクラスAまで浄化され、造雪と便器洗浄に用いられる予定という。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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