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社会 - 2006年6月20日

日本人留学生ら、RMIT大学TAFEを提訴か

指導時間は「名目上」?

 日本人を含む留学生がビクトリア(VIC)州の大学に対し、数千ドルの学費を支払ったコースが宣伝内容に見合っていないとして、法的手段に訴えると見られている。苦情を申し立てているのは、日本人、タイ人、中国人を含む留学生30人。メルボルンのRMIT大学のTAFE(高等職業訓練専門学校)で行われているコースの指導時間が、大学のウェブサイトでの宣伝よりはるかに短いとしている。学生らは今週にも弁護士に相談する予定。
 日本人留学生の1人、シモムラ・トモコさんは、半年間の翻訳・通訳コースに6,700ドルを支払った。しかし、大学側によると300時間の「学生との接触」の時間は「名目上」で、これには自習時間や講師が課題を評価する時間も含まれるという。同大学TAFEのアラン・バラ理事は、請求書の明細として、学費の請求書には名目上の指導時間が示されているが、これは授業時間と同等ではなく、職場訪問や評価、そのほかの授業外活動の時間も含んでいると説明した。しかし、同大学で学生の権利に携わるリズ・ターナー氏は、「学生との接触」の時間は講師による指導時間として定義されると述べている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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