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ビジネス - 2007年10月11日

ゴルゴン天然ガス開発認可

WA州北部の大海底ガス田
 10月10日、連邦政府は、WA州最北部、大陸から130km沖合にあるゴルゴン・ガス田開発に向けて、最終環境審査で承認を与えたと発表した。同日、この承認のためにWA州を訪れていたピーター・コステロ財務相は、ガス田開発は6,000人の雇用を生み、豪経済に200億ドルの利益をもたらすと語り、「この開発は誰もが得をするプロジェクトだ。オーストラリアにとっては重要な天然資源開発であり、バロウ島の野生動植物を保護し、我が国の二酸化炭素隔離という気候変動問題に対応した技術開発と軌を一にしており、WA州と連邦にとっては貴重な雇用創出に結びつく」と語った。10月9日、WA州のアラン・カーペンター州首相は、ケビン・ラッド連邦党首が、「労働党が政権を取れば、ゴルゴンとプルートの天然ガス田のロイヤルティをWA州に還元する」と公約したとして、同党首を絶賛した。また、カーペンター首相は、「ゴルゴン・ガス開発プロジェクト着手に向けて、最後の障害物が取り除かれたことは喜ばしい。このプロジェクトは世界的に新しいベンチマークを築くものになるだろう。それだけではない、ゴルゴン・プロジェクト認可でWA州の環境基準に妥協があったという証拠を挙げられる者はいないはず。現実はむしろ逆だ。WA州やオーストラリアというだけではない。世界的により高いベンチマークを築いたことになるはずだ。しかし、世の中にはどんなことでも開発と聞くだけで反対する人たちや、特定の土地に特定の開発をすることに反対する人たちがいるものだ」とした。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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