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国際 - 2007年10月12日

豪警備会社社員、イラク女性2人を殺害

米警備会社のイラク人17人殺害に続く犯罪
 9月16日、米警備会社ブラックウォーター社員が米外交官護衛中に突然周囲のイラク人群衆に向かって乱射、17人を殺害、多数を負傷させた事件で、イラクで営業している豪警備会社関係者が「ブラックウォーター社員は『まず射撃、誰何は後で』メンタリティだ」と批判していたが、10月9日には、豪警備会社ユニティ・リソーシーズ・グループ社の社員が、イラク市民の乗った乗用車を銃撃し、乗っていたイラク女性2人を殺害した。ブラックウォーター事件では、駐イラク外国人に対するイラク国民の反感が高まっており、アメリカのカイライと見られているイラク政府でさえ同社の営業許可を取り消し、同社に対して被害者への補償を要求するなどの強硬な態度に出ている。ユニティ社最高経営責任者、マイケル・プリディン氏はABCラジオのインタビューに答え、「今回の事件はまことに遺憾。事実が明らかになり次第関係者および当局に報告するつもり」と語り、事件の状況はまだ全容が明らかになっていないが、社はイラク当局と協力して調査を進める」とした上で、「出動していた当社の警備チームに、乗用車が近づいてきた。通常の警告を順に発していったが乗用車は止まらず、警備チームに近づいてきたため、チームが乗用車を銃撃、車は停止した」と語っているが、目撃者は、「警備チームには何の危険もなかった。乗用車が停止した後、その必要もないのに警備員が乗用車に向かって銃を乱射し、運転席と助手席にいた女性を殺害した」としており、同社の証言と著しく隔たりがある。ユニティ社は以前にもイラク人殺害事件を起こしており、その時は同社が独自に捜査して、「無罪」の判断を自ら下している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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