先住民対策、合意に至らず
来月のCOAG会議で再検討
連邦政府担当者と各州およびテリトリーの大臣が26日、先住民コミュニティでの虐待や暴力の解決策について話し合ったが合意に至らず、オーストラリア政府間協議会(COAG)が来月に会議で再検討することになった。連邦政府は同日、1億3,000万豪ドルの予算を提示し、法と秩序の回復および警察力の増強を予算執行の第一条件とした。予算は主に、薬物中毒およびアルコール中毒患者の更生サービスと、新警察署の設置、また先住民コミュニティ内の性的虐待の捜査に用いるべきとされた。一方、会合では出席者全員が、先住民コミュニティの問題解決の必要性については合意したものの、具体的な解決策をめぐっては合意に至らず、各州およびテリトリーの政府はそれぞれ、連邦政府が提示した予算について検討することになった。この問題は、連邦・各州・テリトリーの大臣が7月にCOAGの会議に出席する際に再度話し合われる。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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