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政治 - 2006年6月02日

スノーウィ水力発電民営化、白紙へ

世論が影響

 連邦、NSW州、VIC州の各政府は2日、スノーウィ水力発電の民営化を白紙に戻すと発表した。各政府はそれぞれ、所有する同社の13%、58%、29%の株式を売却する予定だった。昨年後半にNSW州政府が売却を発表してから噴出した反対の世論に押された形。
 ハワード首相は同日、世論を過小評価していたと認め、「スノーウィは豪州の象徴であり、第二次世界大戦以降の豪州発展の歴史の一部だ。欧州からの移民がスノーウィ建設に携わるうちに一体となり、この国の一部となった」と語った。
 政府の売却撤回に従わざるを得なくなったイエマNSW州首相は、売却で予定されていた資金がなくなれば、スノーウィ発電の拡大計画や競争力に影響が出ると語った。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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