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経済 - 2007年3月20日

バイロン・ベイでバックパッカー産業会議

全豪観光輸出会議(ATEC)の一環
 かつては貧乏旅行者の代名詞とされ、観光産業にとっては主流観光業界の隙間を埋める単独旅行者層としてほとんど相手にされていなかったバックパッカーも、オーストラリアのロンリー・プラネット社が世界を網羅したガイドブックを出版してからは、世界的に若者を中心に急速に広まってきた。今では高年齢者やグループ旅行にまで層が広がっている。オーストラリアでは全豪観光輸出会議(ATEC)にバックパッカー業者団体が参加し、2007年4月17日から20日まで、NSW州北部のツイードとノーザン・リバーズ地域で開催されるATECの年次シンポジウムに合わせ、18日にオーストラリアのバックパッカーのメッカと目されるバイロン・ベイのアーツ・ファクトリーで第2回バックパッカー業者会議が開催される。会議では、全国のバックパッカー・ホステル経営者が今後10年間のバックパッカーの傾向を話し合う。ATECのマシュー・ヒンガティ理事長は、「2006年に海外からオーストラリアを訪れたバックパッカーは54万5,000人にのぼり、バックパッカー市場そのものもオーストラリアにとって重要な産業になっている。貧乏旅行者の代名詞になっているが、バックパッカーは総じて滞在日数が長く、一人あたりが国内で消費する額も平均$5,161と、他の形態の旅行者の2倍にもなる。会議でのもっとも重要な議題として、長期的な展望に基づいた永続的なバックパッカー市場の開発ということがある」と語っている。バックパッカーは、大規模な旅行インフラ投資なしに既存の施設で対応でき、観光ルートから外れた土地を旅行し、一般商店で買い物し、果実収穫など労働力の不足する産業で短期の労働をすることなどでその価値を認められてきている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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