技能者求人減少
印刷、マーケティング・広告部門
連邦政府雇用労働問題省の発表した数字によると、2007年3月、オーストラリアの3つの業種で技能労働者求人が減っている。全体では専門技能労働者求人減少は2.5%、補助専門技能労働者減少は4.5%、一般熟練職が1.7%の減少となっており、15の職種で求人が減っている。もっとも減少が激しいのは印刷で、7.8%の減少。またマーケティングおよび広告部門の専門技能労働者求人は7.7%、科学関係専門技能労働者求人は7.0%の減少となっている。一方求人が増えているのは、食品関係で3.2%の増加、材木関係は2.1%、電気・電子関係が0.4%の増加。また州別に見ると、全州とNTで専門技能職求人が減っているが、VIC州が5.3%の減少で最大、地下資源ブームのWA州でさえ2.2%の減少、常に経済低調なTAS州は2.1%の減少となっている。2007年3月までの1年間を見ると、SA州が12.1%の上昇で第1位、QLD州が7.6%上昇で第2位となっている。下落はVIC州が20.6%、NTが5.2%、NSW州が4.2%など、最近の各州の経済を反映した数字になっている。同省の情報通信技術求人指数は、2007年3月中旬までの4週間で355.6に上昇しており、前年比で33.9%の上昇。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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