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経済 - 2007年3月16日

腕に技術のない者、来るに及ばず

QLD州首相が移住希望者に警告
 地下資源景気に沸くQLD州にはNSW州やVIC州など南部諸州から仕事を求めて大勢の人が国内移住している。人口増加率は全国平均を上回っているが、それでもひと頃の週1,500人から1,200人に下がっており、現在は同じく地下資源景気を分け合っているWA州が人口増加率第一位に上昇した。しかし、急激な人口増加は住宅だけでなく、水道や電気などの公共事業、学校、病院、道路などの社会資本を圧迫する。中でも水資源は人口増加がなくても逼迫しており、先日は自由党のブルース・フレッグ党首が、「QLD州への移住を考えている南部諸州人は、QLD州では水資源が極度に不足しているため、想像しているようなライフスタイルが実現しないかもしれないということを覚悟しておいた方がいい」と発言しており、3月16日にはABCラジオで、「我が州もオーストラリアの一員だから、誰に対しても来るなとは言えないが、州政府としては技術を持った人に、技術を活かせる特定の地域に移住するよう勧めている。州政府は地方自治体と協力してこの問題に取り組んでいるが、一言言えば、技術のない人は来ない方がいいということだ」と語り、「他州からQLD州南東部への事業移転を検討している企業が、今後の水制限について前もって予備知識を持たないのは何とも不公平だ」としている。さらに、「最初から正直に言った方がいいだろう。州南東部は今後水制限や水配給制度もあり得ることを承知していただきたい。政府に対しては、インフラストラクチャやライフスタイルの問題など広い範囲の問題が、今やQLD州の魅力に申告な脅威になっており、真剣に対策を考えなければならないと伝えたい」と語った。州南東部では4月10日からレベル5の水制限に入る。首都でレベル5の水制限が実施されるのは、ブリスベンが最初と言うことになる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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