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政治 - 2007年10月11日

選挙日の発表もなく利益誘導集票戦術

TAS州ホバートのバイパスに連邦から3,000万ドル
 10月9日、TAS州都ホバートのキングストンの路上で、地元フランクリン選挙区のバネッサ・グッドウィン自由党候補の応援に駆けつけたジョン・ハワード連邦首相が、ホバート南部のバイパス建設費用として連邦政府から3,000万ドルを交付すると発表した。同首相は、10月8日にタスマニア入りし、その場で3,500万ドルのTAS州病院投資計画を声明していた。9日は24時間のTAS州滞在の締めくくりとして、遊説先のキングストンにバイパスを建設する資金を、来年の予算を待たず即時支払うという豪気な約束をしたもので、「キングストンを通過するチャネル・ハイウェイは州道だが、TAS州の労働党政府は、バイパス建設資金全額支出をしなかった。現行のチャネル・ハイウェイは設計基準交通量が1日あたり18,300台程度にとどまっており、交通渋滞や交通安全問題を引き起こしている。バイパスがこのような問題を緩和するはずだ」と語っている。しかし、TAS州政府スポークスマンは、「TAS州政府は、先の州議会選挙でバイパス建設費用の半分を負担すると公約していたが、連邦政府が半額の拠出を拒否していた」と反論している。ハワード連邦首相は、犯罪防止プログラムの一環として、連邦が$500,000を支出し、ホバート市内に職業訓練教育機関を設立する案を発表した。ハワード連邦首相は、アデレード郊外の道路でも同じように、潤沢な連邦予算を利用して、厳しい財政の州政府の弱みを突く戦術を採っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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