オーストラリア人登山家、エベレストで生存
世界最高峰のエベレスト(8.848メートル)で遭難したと報じられていたオーストラリアの登山家、リンカーン・ホールさん(50)が、生存していることがわかった。別のオーストラリア人登山家がヒマラヤ登山チームのウェブサイトで公表した。それによると、リンカーンさんは25日に念願のエベレスト登頂を果たし、翌日ガイド2人とともに下山を開始したが、8,700メートル付近で体力を失い始めたという。ガイドはホールさんに酸素供給などを行ったが、登山隊リーダーから自らの安全確保のため下山を命じられた。ホールさんはロシアのガイド・チームとともに下山を続けたが、凍傷と脳貧血のため重体で、7,000メートルのノース・コルで医師の手当てを受けているという。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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