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政治 - 2007年3月24日

NSW、選択肢は「ダメな政党ともっとダメな政党」

新聞各紙は「保守連合」支持
 3月23日付フェアファクス系紙は、ヘラルド/ACニールセン世論調査結果を掲載したが、「労働党再選に値せず」が52%と過半数に達しているのに、「保守連合当選に値せず」が57%と労働党不支持率を上回っている。その結果、76%が「労働党の勝利」を予測し、「保守連合勝利」はわずか12%となった。今回の選挙の特徴は、「ダメな労働党ともっとダメな保守連合」との戦いということになる。有権者の諦めに対して、大手新聞各紙はこぞって「労働党政府を罰する意味で保守連合にチャンスを」と唱えている。いずれの新聞も、「労働党は、12年間の政権の座にあって、道路、交通、学校、病院、インフラ投資すべての面で失敗してきた」としつつ、返す刀で野党のピーター・デブナム党首のさえないキャンペーンを批判している。「しかし、ピーター・デブナム氏に政権運営の機会を与えてやってもいいではないか」としている。シドニー・モーニング・ヘラルド紙は、「労働党政権失政のおかげでNSW州は二級品になってしまった。デブナム党首のやり方はがっかりするしかないが、能力に溢れた議員が回りに集まっている。彼らが中核となって優れた政府を確立することができるかもしれない」と述べている。デーリー・テレグラフ紙は、労働党政権を、「くたびれ、腐り果て、傲慢で無用な政府になってしまった。一方、デブナム氏の選挙戦はNSW州史上最悪のキャンペーンだ。しかし、弊紙は自由党支持を訴える」と述べている。オーストラリアン紙は、「戦わずして敗れたデブナム氏は、政府の失点を保守連合の得点に結びつけることに失敗した。しかし、それでも労働党よりは保守連合を支持すると述べている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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