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政治 - 2007年3月22日

「ハワード首相は傲慢」 世論調査結果

本人は驚きの声
 3月21日付オーストラリアン紙が報道したニューズポル世論調査によると、調査対象1,200人の回答有権者の68%が「ジョン・ハワード連邦首相は傲慢」と感じており、「信頼できる人物」と答えたのは半数にも満たなかった。この世論調査は、労働党支持率61%、与党保守連合支持率39%と報道された翌日に発表された。93%がハワード首相が政権を率いるのに十分な経験があると考え、野党労働党ケビン・ラッド党首に十分な経験があると答えたのは61%だった。しかし、それ以外の性格評価ではハワード首相評価はさんざんである「人好きする人物」ではラッド氏が82%を獲得したのに対し、ハワード氏はわずか55%、「有権者を理解している」ではラッド氏が76%、ハワード氏は50%。「信頼できる人物」では、ラッド氏が10ポイント上昇して67%、ハワード氏はさらに下落して49%となっている。またラッド氏が傲慢と感じているのはわずか29%だった。ハワード首相は、「私には傲慢になる理由が何もない。この何年かでもっともしっくりしない調査結果だ」と語り、「リーダーは時として国民多数の意見に反した政策を取らなければならない場合がある。イラクがそうだ。GSTもそうだ」と語ったが、過去の世論調査でも、ハワード首相が高い評価を受けているのは財政と国防だけで、他の政策分野はことごとくどん底の評価しか得ていない。「10年以上の経済上昇が続いて、国民が一息ついて見渡した時に、ハワード政権には経済以外にはいいことがほとんど何もないと意識し始めた。こうなると首相が何を言っても国民には通じない」と分析している選挙評論家もいる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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