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社会 - 2007年3月23日

メルボルンの自動車道トンネルで火災

死者3人が確認されているが、さらに増える見込み
 3月23日午前、メルボルン市内と東郊外を結ぶ自動車道バンリー・トンネルで乗用車4台とセミトレーラー・トラック3台を巻き込む多重衝突が起き、事故車から火災が発生、昼を過ぎてもトンネルの両側から煙が出ており、同トンネルとドメイン・トンネルも通行止めになっている。バンリー・トンネルは約3.5km。ラジオ報道に語った目撃者のトラック運転手は、「トンネル入り口から1kmほど入ったところで流れが止まった。2、3分もした頃、前方で爆発が起き、1分もした時にさらに爆発が起きた。その後、避難するようにと命令があり、車にキーを残したまま歩いて避難した」と語っている。また、タクシー運転手は、「頭上の標識に、『車を止めてエンジンを切れ』と表示された。その後、トンネルから避難せよとのアナウンスがあったので歩いて逃れた。みんな静かに避難して、混乱はなかった」と語っている。また、事故現場から100mほどのところで目撃したトラック運転手は、「キャビンが乗用車より高いからよく見えた。突然炎がトンネルの天井に吹き上げ、大音響がした。次には『車を止め、エンジンを切って車から離れろ』とのアナウンスがあった」としている。昼にはピーター・ブラックVIC州首相が、「犠牲者の家族にお悔やみの言葉を申し上げたい」と語り、帰宅の通勤者には交通渋滞に我慢を呼びかけた。事故からすぐさま、警察、消防署、緊急救助サービスやシティリンクなどの人員が出動、現場からの避難を誘導し、また車を置き去りにして避難した400人ほどの人々の対応にあたっている。トンネルはヤラ川の下をくぐり、都心部をバイパスして、ウェスト・ゲート・フリーウエイともナッシュ・フリーウエイを結んでいる。警察では、鎮火後、現場検証を済ませ、トンネル内の障害物をすべて取り除くまでに12時間以上かかると見ている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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