日豪両国首相会談
日豪安保協定と自由貿易が議題
9月9日、安倍晋三首相とジョン・ハワード首相が会談し、2007年3月に締結した安保協定を具体的な体制として確立する方法を話し合った。ハワード首相は、ウラジミール・プーチン露大統領とのツーショットでは、大統領の面前で記者に保守連合リーダーシップ問題を聞かれて恥をかかされており、「鉄の人」ハワード首相も心穏やかならざるところがあったらしく、安倍首相との会談の後もカメラに向かって声明を読み上げたが、ジャーナリストは一人も招かれず、後に声明文が首相府から配布された。両首相は後に安保協力に関する公式声明を発表する予定になっている。ハワード首相は、「公式声明で豪日両国が今年早くに締結した安保協定の細目を実施するフレームワークを確定する」としている。9月8日、坂場三男外務報道官は、「両首相は、前回の会談で合意した協定をどのように前進させるかについて決める予定だ」と発表しており、「安保協力の分野で総合的な行動計画を採択することになるだろう」としている。日豪安保協定は、防衛協力、海事保安、防災体制、対テロリズムなどでの協力関係を規定している。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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