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国際 - 2007年9月17日

ダウナー外相の声明

安倍晋三首相辞任関連
 APECサミット出席のために来豪した安倍晋三首相は、スティーブン・ハーパー・カナダ首相と共に、9月11日、12日にキャンベラの連邦議会で演説する予定だったが、8月6日前後に日本側から演説辞退が伝えられているとの報道があった。その時点でオーストラリア政界筋には、安倍首相退任も遠くないのではないかとの見通しも挙がっていた。AAPが報じた「安倍首相辞任」関係記事も、9月12日付で、アレグザンダー・ダウナー外相が、スポークスマンを通じて、「新日本国首相との強力な関係を約束」するというものだけだった。以下はその全文。アレグザンダー・ダウナー外相は、安倍晋三日本国首相辞任の報に「残念なこと」と述べたが、次の日本国首相とも強力な関係を維持すると約束した。「安倍晋三首相はオーストラリアにとっても豪首相にとっても私にとっても親しい友人であっただけに、辞任のニュースは非常に残念でならない」と語り、「安倍氏の首相在任はそれほど長くなかったが、私たちは氏が官房長官の時期から親しくしており、その関係は首相在任中を通して続いた。豪政府は、新日本国首相を通して日本政府との強い関係を続けていきたい」と語っている。本日(9月12日)、安倍首相は、インド洋で行われている米主導アフガニスタン駐留軍に対する海上自衛隊の給油支援活動の法的根拠として制定されたテロ対策特別措置法が11月1日に期限切れとなるため、延長に向けて動いていたが見通しが難しくなったことを辞任の理由としている。しかし、周辺で続出するスキャンダルに加えて、7月の参議院選挙では自民党が大敗を期している。安倍首相は9月11日には、日本国首相としては初めて連邦議会で演説する予定だったが、内政多難のため早々に帰国しなければならないとして演説を辞退していた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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