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社会 - 2006年5月24日

金鉱救出の2人が激白

 TAS州ビーコンズフィールドの金鉱で5月9日に2週間ぶりに救出された作業員のトッド・ラッセルさん(34)とブラント・ウェブさん(37)が5月22日、民放チャンネル・ナインの番組に出演した。事故当時、落石に足を挟まれて身動きが取れなかった2人は、一時は生き残るためにナイフで足を切ることも考えたことを明らかにした。
 また、2人の無事が確認されるまでの5日間、カントリー歌手、ケニー・ロジャースのヒット曲「ザ・ギャンブラー」を歌って励ましあっていたことを打ち明け、番組の中でこの曲を熱唱した。さらに、ラッセルさんは「どんな仕事をしていても、間違いが起こる危険はある」と述べ、金鉱に対する批判を避けた。
 2人は、4月25日に起きた落石事故のため地下1キロの地中に閉じ込められ、自力で落石を押しのけて金属製のクレーンの中で救出を待った。この事故では、別の作業員1人が死亡したが、30日になって2人の生存が確認された。


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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