犬や車が「天敵」
豪コアラ基金は31日、QLD州南東の野生コアラが絶滅の危機にあり、政府の保護政策が必要だと訴えた。同基金の最高責任者タバート氏によると、昨年、同地域には7000-8000頭の野生コアラがいたが、2000頭が犬に殺されたり交通事故に遭って死亡した。同氏は「コアラ頭数は減り続けており、15年で絶滅するだろう」と話した。同基金は地元政府などに、保護政策を法制化するよう呼びかけている。(AAP)