テロ準備で建築家に有罪
NSW最高裁の陪審
NSW最高裁の陪審は19日、3件のテロ関連の犯罪について、シドニーの建築家(36)に有罪を言い渡した。オーストラリア国土におけるテロ準備で有罪を宣告された初のケース。
判決を受けたのは、パキスタン生まれの豪州人ファヒーム・カリド・ローディ被告。起訴された4件について無罪を訴えていたが、陪審は2003年に同被告がジハードのため爆発攻撃を計画していたと認定した。同被告は電力供給施設や3カ所の軍事施設などを目的としていたとみられる。同被告は、爆発物製作のための化学物質の値段を調べたり、「テロマニュアル」を所持していたり、電力施設の地図を買ったりしていた。
12人の陪審の審議は5日かかったが、判決言い渡しで、同被告は感情を見せることはなかった。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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