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経済 - 2006年6月18日

有名医師、追徴課税300万ドル

チャリティー基金の使途に問題発覚

 シドニーの有名な医師が税金数百万ドルを追徴されている。豪州税務局(ATO)が、同医師が設立した基金の行為を慈善と見なしていないためだ。この医師は、キャスターおよび「ドクター・ジェイムス・ライト」の著者としても広く知られるジョン・ナイト医師。同医師は33年前に家族と設立した「メディ・エイド・センター基金」の慈善事業に対して追徴金を課されており、金額は300万豪ドルに上る。この追徴金は、5,800万豪ドルが同基金から米国の詐欺師に与えられていたことが今年初頭に発覚したため、課税されることになった。ATOのマーク・コンザ監督官は同医師に対し「(同基金の)商業的行為は慈善目的とは見なされない」と文書で伝えた。また、ATO側はチャリティーの今後についてもさらなる疑いをかけている。同医師が過去に申請した慈善事業費の控除にも課税される可能性があるという。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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