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経済 - 2007年9月07日

反ブッシュと親プッシュが対立

シドニー市内ハイド・パークで小競り合い
 9月7日、「APECにノーを」デモに参加していたグループの間を、10人強の「Aussies 4 ANZUS(ANZUS支持オージー)」グループがブッシュ支持の旗幟を掲げて行進、反APECデモ隊から野次を飛ばされた他、トマト・ソースをかけられる事態になった。「Aussies 4 ANZUS」主宰のジョン・ラディック氏は、「ブッシュ大統領にオーストラリアに来るなと宣言して行動を起こしているのは、この通り、ブッシュに反対する人ばかりだ。左翼の抗議行動ばかりがテレビで報道されることに我慢がならない」と語っている。小競り合いが起きると、警官隊がハイド・パークに招集され、両者の間に割って入った。ラディック氏は、1か月ほど前から届けを出し、警察の許可も出ているとしている。警察は、ブッシュ支持派にトマト・ソースをかけた男性を逮捕し、警察署に連行した。対立の後、親ブッシュ・グループは、公園を出て、向かいのマコーリー・ストリートの隅に集まった。「シドニー平和正義連合代表で「APECにノーを」集会主催者のピーター・マーフィ氏は、参加人員を500人と見積もり、雨と、政府や警察の脅迫宣伝のために集会に出ることにおびえを感じている人が多いと語った。集会には、「ビルマ解放運動」のメンバーも参加し、セントラル駅からハイド・パークまで行進し、1990年の投票で首相に選ばれながら、軍事独裁体制で首相就任を阻まれているアウン・サン・スー・チーの解放を要求した。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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