数千人の銀行口座情報が流出
昨年4月、警察官のミスで
豪州の数千人の銀行口座情報が、インターネット犯罪対策班のミスにより流出しているという。報道によると、オーストラリア・ハイテク犯罪捜査課(AHTCC)が昨年4月、ロシアのマフィアによるインターネット犯罪についての機密書類を紛失し、18行の顧客3,500人の口座情報が流出した。この不手際により、警察による国際的な調査も影響を受けている。警察官の1人がロンドンへの移動中に機密書類を紛失した際、警察は調査の最中だったという。警察は豪州国内で多数の容疑者を逮捕したが、依然として多数の行方を追っている。銀行の顧客は既に、虚偽の電子メールでの問い合わせに対して口座情報を提供するなどして犯罪組織の犠牲になっているが、情報が流出していたことについては知らされていなかったという。AHTCCのケビン・ズッカート長官は、犯人側に情報の入ったメモリー・スティックの存在を知らせたくなかったと述べ、仮にそれが犯罪組織の手に入ったとしても、詐欺行為に足るほどの個人情報は含まれていないはずだとしている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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