フェリー廃止 シドニー-ダベンポート間
赤字が続き2年半で
タスマニア州政府は、シドニー―ダベンポート間のフェリー運航を8月27日で廃止する。レノン州首相は5日、赤字が続く「スピリット・オブ・タスマニア3号」の売却を発表。州財務省から、運営を存続させるには今後2年間でさらに5000万豪ドルの追加が必要になるとの報告を受けたという。同首相は15カ月前に、同号に対する3年間、計1億1500万豪ドルの財政支援策を発表したばかりで、すでに6500万号豪ドルが費やされた。同フェリーは政府所有の会社「TT-Line」が運営する3隻のうちの1隻。2004年1月に就航して以来、格安航空路線や高騰する燃料費の影響を受け、赤字が続いていた。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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