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社会 - 2006年8月08日

頭突きで2,500ドルの罰金

元世界モーターサイクル・チャンピオン有罪
 1994年から98年まで5年間にわたって500cc世界モーターサイクル・チャンピオンの座を守ったミック・ドゥーハン氏は、8日ダーウィン地裁で2,500ドルの罰金を言い渡された。ただし有罪の記録は残らない。容疑は、8月5日ダーウィンのRレートのストリップ・クラブ「ハニーポット」で泥酔し、午前2時50分(現地時間)頃から衣服を脱ぎ始めたため店の警備員が退去を求めたのに対し、暴言を吐いて退去を拒否したため警備員が背後から羽交い締めにしたところ、腕をふりほどこうとして警備員に頭突きして負傷させたというもの。ミック・ドゥーハン氏は裁判で罪を認め、地裁のグレッグ・カバナー判事は、「あなたはスポーツ・チャンピオンとして青少年の英雄であり、社会のお手本となるべき人物であるのに、このような恥ずべき行為で名を汚した。しかし、これまでの社会への貢献や年齢、反省の念などを考慮し、有罪の記録を残さないこととする」と判決を下した。判決後、ドゥーハン氏は被害者、警察、判事に謝罪した。ドゥーハン氏は1996年にオーストラリア勲章を受けている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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