ヒロシマ・デー・マーチ開かれる

今年はイスラエルのレバノン侵攻抗議が主流
1945年8月6日、広島に原爆が投下された日を記念し、オーストラリアでもヒロシマ・デーとして反核・平和の行事がいくつかの都市で開かれた。シドニーではハイド・パークに3,000人ほどが集まり、100人の警官に囲まれて市内の通りを行進した。今年のマーチは、まだやむ気配のない3週間にわたるイスラエルのレバノン侵攻とヒズボラのロケット越境イスラエル射撃で双方に数百人の死者が出ており、ことにレバノン国内の負傷者や避難民も急増、社会基盤も破壊されている状況を反映し、マーチは反イスラエル・プロテストが中心になった他、政府のウラン開発政策に対する批判も出た。(AAP)