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社会 - 2006年8月14日

カンタス航空、液体爆薬検知器実用試験

爆薬の原料も検出可能
 今年6月、セキュリティ・コンサルタントがメルボルンのカンタス航空国内線ターミナルで、液体爆薬の原料でも2秒もあれば検知できる装置の実験を行い、現在次の試験段階に入る予定であることがチャネル・ナインの報道で明らかになった。この装置は日本製で、瓶のふたを開けることも、内容物を調べることもせずに、2秒もあれば内容物が可燃性であるかどうかを判定する。イギリスの飛行機爆破計画事件では、ロンドン地下鉄爆破で使われたものと同じトリアセトントリペロキサイド (TATP) というアセトンの過酸化物が準備されており、この物質はアセトンその他比較的入手容易な液体物質から合成することができる。コンサルタントは、「空港でX線透視、金属探知器、硝煙検出器などと並べて使えば可燃性液体の機内持ち込みを防ぐことができる。もちろん、現在空港セキュリティは乗客が機内に液体を持ち込むことを禁止しているが、今後どんな方法で何が持ち込まれるか分からない。あらゆる対策を尽くすことが求められるだろう」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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