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社会 - 2006年8月18日

シドニー国際空港で爆弾騒ぎ

フィリピンの航空会社コール・センターに電話
 8月17日午後、約100人の乗客を乗せたフィジー発シドニー行きのパシフィック・ブルー737型機に爆弾が仕掛けられているという電話が、フィリピンのパシフィック・ブルー社コール・センターに入ったが、フィリピン警察の航空セキュリティ・グループ主任は、その電話がパシフィック・ブルーのことかどうかは分からないと語った。一方NSW州警察では、同機に爆弾が仕掛けられているという通報があったとしている。17日午後5時40分にシドニーに到着した航空機は乗客を乗せたままターミナルから離れた場所に誘導され、乗客は1時間ほど機内に閉じこめられた後、警察の捜査が始まり、それと平行して乗客を複数のグループに分けて空港内の部屋に連行、警察犬を含めた乗客の検査が始まった。一部の乗客グループはすぐに解放されたが、警察の容疑を受けたグループは残されたと目撃者は語っている。結局、不審な荷物は見つからず、「偽情報」と判断され、午後7時45分に捜査は打ち切られた。2週間ほど前にイギリスを舞台に「大西洋航路の10機の旅客機を爆破」未遂事件が起き、25人ほどの容疑者が逮捕されたばかりで、目下世界中の空港当局がピリピリと神経を尖らせている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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