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社会 - 2006年8月18日

ジョンベネ・ラムジーちゃん殺害容疑者逮捕

オーストラリアに来たことも
 1996年12月26日、アメリカのコロラド州ボルダー市で、その年の美少女コンテストのクイーンに選ばれた6歳の少女が自宅地下室で死体となって発見された。暴力を受けた形跡があり、口にテープを貼り付けられ、首にひもが巻かれた状態だったとされている。父親が死体を発見して死体を部屋に運び、母親が身代金要求の置き手紙を見つけて、警察に届けた。また両親が警察の調べに応じなかったため、警察は両親を犯行容疑者と見込んだ捜査を行ない、ついに二人を起訴する証拠も集められず、しかも被害者の下着に付いた体液のDNAも二人のものと一致しなかった。捜査はそこで行き詰まったまま歳月が過ぎ、母親のパトリシアさんは今年6月にガンで死去している。一転して8月16日、事件からほぼ10年ぶりに、殺害犯人容疑者がタイのバンコクで逮捕されたことが発表された。逮捕されたのはアメリカ人の学校教師ジョン・マーク・カー容疑者 (41) で、オーストラリア、アジア、ヨーロッパを旅行する資金稼ぎにタイでも臨時教師かベビーシッティングの仕事に応募していたとされている。ヘラルド・サン紙によれば、カー容疑者はその履歴書の中で「世界中で子供たちと触れる仕事を経験してきた」と書き、シドニーを訪れたこともあるとしている。オーストラリアで働いたことがあるのか、単に観光旅行だったのかは今のところ不明。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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