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社会 - 2006年8月21日

爆弾騒ぎ中に荷物取り扱い

運輸労働組合と航空会社の意見対立
 8月17日、パシフィック・ブルー航空フィジー発シドニー行き便に爆弾らしい不審な荷物があるという通報電話で、同便機がシドニー到着後に隔離され、乗客と荷物の点検が行われた事件で、運輸労働組合 (TWU) は、組合員の空港作業員が同機から荷物を撤去する作業をさせられたことに苦情を申し立て、今後このような事件があれば、爆弾処理専門家が行うべきだと声明した。この事件そのものはイタズラ電話という結論になったが、6人の空港作業員が同機から荷物を撤去、空港のコンクリートの地面に並べ、捜索犬が荷物をチェックした。その作業と並行して乗客の避難が進められ、爆弾専門チームが想定される爆発圏外に退避した。TWUのトニー・シェルドン書記長は、「作業員が志願してこの危険な作業に参加したのは、作業を拒否して解雇されることを恐れたからだ」と語った。これに対して、パシフィック・ブルー航空は、「シェルドン氏の発言はまったく的はずれだ。当社は、警備関係当局と全面的に協力し、当社スタッフと乗客の安全を確保していた」と反論した。今後、組合と航空会社の話し合いが行われる予定になっている。一方、21日、ヘラルド・サンは、「空港警備強化の一環として全国の空港で働く53,000人の労働者の身上調査が行われたが、そのうち224人が薬物関連、住居侵入窃盗、単純窃盗などの前科があるにもかかわらず、1年以上を過ぎており、服役しなかったという理由で空港での作業に従事する許可を受けた」と報道した。また、もっと重大な犯罪の前科を持つ199人がセキュリティ・パスの交付を拒否された、と報じた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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