携帯電話ポルノ
シドニーの11歳の少年停学
小学生が携帯電話でインターネットからポルノをダウンロードし、友達にも見せたために停学処分を受けた。情報技術の発達でますます露骨なポルノ写真がますます簡単に手に入るようになってきており、被写体としても顧客としても子供がその犠牲になっている。シドニーの新聞にも報道されたその事件が起きた小学校では校長が、ポルノを見た可能性のある児童123人の家族に手紙を送った。家庭のコンピュータにインストールされているポルノ・フィルター・ソフトウエアも完璧ではなく、しかも、子供たちは親が残業で働いている間、大人の監視なしでコンピュータで遊んでいる。オーストラリアにはコンピュータや携帯電話はどこにでもあり、事実、携帯電話は人口とほぼ同じ数が出回っている。しかも新しい携帯電話の40%はインターネットにアクセスする機能を備えており、14歳から17歳までの100万人が携帯電話を持っていると推定され、インターネットにアクセスしているユーザーも多い。また、2003年の調査によれば、インターネットを利用する子供のうち、80%の男子、64%の女性が望みもしないのにセックスを売り物にしたマテリアルを送られてくることがあるとしている。学校で子供がポルノにアクセスしたケースとして、小学校の図書館のコンピュータを使ってポルノ・サイトにアクセスし、写真をプリントした6年生の女子や生徒の間で性的な内容の電子メールを送受したケースが報道されている。各方面から圧力を受けている連邦政府は、携帯電話でのポルノ写真配布には巨額の罰金刑か懲役刑で望むことも検討している。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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