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社会 - 2006年8月25日

メルボルンの市電スピード違反

初のレーダー検挙
8月25日午前7時半頃、プラーンのマルバーン・ロードで、レーダー・ガンで速度違反者検問をしていた警察官が高速で走ってくる市電に照準を定め計測したところ、制限速度時速40キロの区間で時速57キロを記録したため、その場で市電の運転手に罰金付きの違反切符を切った。「市電に速度違反で切符を切ったというのは初めてのことです。珍しいことです」と警察スポークスウーマンは語っている。ストンニング交通管理班の警官の伝えるところでは、「運転手は非常に協力的で互いに何の対立もなかった」という。市電の運転中であっても、違反した運転手には215ドルの罰金が科せられ、運転手個人の自動車運転免許証に3ポイントのデメリット・ポイントが付く。日本と同じく新しいデメリット・ポイントを得ることなく一定年数を経過すればデメリット・ポイントは消える。ヤラ・トラム側では、「当該運転手には指導が行なわれ、また内部懲戒処分の対象にもなるが、これはプライバシーの範囲に当たるため、懲戒手続きを公表することはない。ヤラ・トラムでは、運転手養成の訓練でもそれ以降の再教育訓練でも、速度制限を含め、ビクトリア州の全交通法規を遵守することを厳重に教育しており、市電といえど速度違反処罰に例外はない」と語った。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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