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社会 - 2006年8月26日

シドニー・トンネルの話題

Eタグなしの車に倍額請求
 NSW州の有料道路は、これまで現金払いとEタグの双方を扱っていたが、次第にEタグのみで、現金払いを受け付けない方向に向かっており、何も知らずにEタグなしでこのような有料道路を利用すると後で料金の何倍もの額の請求書が届くことになるため、めったに有料道路を利用しないドライバー、シドニー圏外や州外民の他海外からの旅行者の憤激を買っている。シドニー市内を東西に抜けるクロス・シティ・トンネルもE-タグ専用道だが、料金の高さ、州政府がドライバーにトンネルを利用させるために道路状況を変更したこと、州政府とトンネル経営者の間に収入を保証する秘密協定が結ばれていたことなどが明らかになり、州民の怒りを買っていた。トンネル経営者はあまりの悪評のため、通行料を引き下げ、しばらくこの追徴金を停止していた。8月26日付シドニー・モーニング・ヘラルドが報道したところによると、9月1日より、Eタグなしでトンネルを利用する場合には、3ドル50セントの通行料の他に3ドル25セントの「営業手数料」が追加され、合計6ドル75セントが徴収されるとしている。トンネル経営者は、「最近はEタグ所有者が増えており、3ドル25セントの手数料を徴収しても問題ないと判断した。トンネルだけでなく、Eタグは有料道路を利用するドライバーには結局安上がりだ」と語っている。これに対して、ドライバー団体NRMAのアラン・エバンス会長は、「この会社は、道路利用者の信頼を得るために何をしなければならないかを全く理解していない」と驚きを隠せない。同記事は、イースタン・ディストリビューターもEタグなしで通行した場合の営業手数料が44セントから2ドル20セントと一挙に5倍になると報道している。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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