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社会 - 2006年8月30日

アデレードにソーラー・シティ

太陽電池大規模実用試験
 8月30日、連邦政府は、1,500万ドルをかけて、アデレード北部の1,700世帯を対象に太陽電池とスマート電気メーターの設置に補助金を出し、エネルギー料金で500万ドル、温室ガス換算で3万トンを節減するソーラー・シティ・プロジェクトを発表した。この設備で1世帯あたり年間200ドルの電気料金が節約できる。プロジェクトに用いられる太陽電池パネルは、アデレードのオリジン・エナジーが開発した技術を用い、シドニーのBPソーラー社が製造する。住宅所有者は、格安ローンでソーラー・パネルを購入できる。ジョン・ハワード連邦首相は、「ソーラー・シティ構想はオーストラリア全国が関心を持って見守っている。このプロジェクトはアデレード市民を巻き込み、優れたエネルギー源の選択の幅を広げるだけで利益が得られることをオーストラリア全土の市町村に訴えられる優れた計画だ」と語った。また、ソーラー・シティの大規模実験の場としてアデレードを選んだ理由についても「アデレードは、家庭用空調の普及で送電網に大きな負荷がかかっており、また日照時間が長いということもあり、自然と実験候補地に上がった」と答えた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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