中国製米ブランド玩具リコール
禁止されている鉛塗料が玩具の表面に
8月3日付で、フィッシャー・プライス社が約100種類の玩具のリコールを発表した。玩具は中国製の就学前年齢の子供向けプラスチック玩具。マテル社の子会社、フィッシャー・プライス社のアメリカ支社は、「セサミ・ストリート」のキャラクター、ビッグ・バード、エルモやドラ・ザ・エクスプローラ、ディエゴなどのキャラクターで世界中で販売されているものばかり。リコールはフィッシャー・プライス社オーストラリア支社が行うが、アメリカ支社は、疑わしい玩具を子供から遠ざけ、同社に連絡するよう呼びかけている。リコールの原因は、アメリカで中国製の同社の玩具表面の塗料から高濃度で安全範囲を超えた量の鉛が発見されたため。アメリカではリコールが世界全体に広がっていると発表され、総数で96万7,000個にのぼる。玩具の種類には、「セサミ・ストリート・ミニ楽器、セサミ・ストリート・アーニーのスプラッシング・ファン・バス玩具、ドラ・ジ・エクスプローラのトーキング・ハウスがある。回収対象は、2007年5月1日以降に購入された玩具で、日付コードが109-7LFと187-7LFとなっている。また、同玩具は大手玩具店、スーパーマーケット、独立系玩具店などに納入された。オーストラリアでも海外でも、同社の「鉛塗料」玩具で傷害・疾病の例は報告されていない。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|
オーストラリア発最新ニュース
社会のニュース
過去の記事
|