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社会 - 2007年8月15日

セキュリティ乗客検査見落とし

早朝のメルボルン空港で離陸に遅れ
 8月14日午前7時頃、VIC州メルボルン空港で、カンタス航空国内線乗客がセキュリティ・ゲートで適正な検査を受けずに通過してしまったため、同空港から離陸するカンタス国内線の乗客全員が飛行機から待合室に降ろされ、手荷物の再検査を受けることになり、千人を超える乗客の旅行予定が大混乱に陥った。同空港スポークスマンのジェフリー・コナハン氏は、「カンタス航空が利用するターミナル・ワンの乗客が適切な検査を受けずに通過してしまったため、同ターミナルのコンコースから乗客を立ち退かせ、同ターミナルを通過する全乗客を再検査しなければならなかった。残念ながらこのような事故は時々起きる」と語った。夫が午前7時40分の便でアデレードに飛ぶ予定だったという女性は、「夫が機内で離陸を待っていると乗客全員飛行機から降りるように指示があり、待合室からゲートまで店がすべて閉まっていた」と語った。他の乗客は、「手荷物を持って、一旦、セキュリティ区域から退去し、再度セキュリティ検査を受け直さなければならなかった」と語っている。カンタス航空セキュリティ担当者は、同日朝の事故調査は完了したとして、「CCTVの映像を調べ、適切なセキュリティ検査を受けずに通過した乗客を突き止めた。その乗客はカンタスのセキュリティが事情聴取し、セキュリティに危険はないと判断した」と語っている。再検査中、同社の他の便のチェックインも45分にわたって中断されたため、同日、同空港に離着陸するカンタス航空国内線ほぼ全便に最高2時間の遅れが出た。空港によれば、他のターミナルを利用する路線については何の影響も出ていない。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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