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社会 - 2007年8月19日

ペットのラクダが飼い主を死なせる

家族からの誕生日プレゼントがあだに
 8月18日午後6時半頃、ブリスベン西方600kmのミッチェル近くの牧場で、60歳の女性が飼っていたラクダの下敷きになって死亡する事件が起きた。このラクダは、2007年3月に家族が女性の誕生日祝いに贈ったペットで、まだ10か月の子供だが、これまでもペットの山羊の上にのしかかり、窒息死させようとしたことが何度も起きていたと被害者の夫は語っている。事件も、ラクダが女性を押し倒し、その上にのしかかって窒息死させたとみられている。ミッチェルの東にあるローマの町のクレーグ・グレゴリー警察署長は、「女性はエキゾチックなペットが好きで、ラクダも夫と娘がプレゼントしたもの。この惨事に家族もショックを受けている」とした。また、「被害者の顔と腕にラクダの足跡が残っており、倒れていた被害者の周囲にもラクダが転げ回った形跡がある。ラクダにしてみれば単に遊びだったのかも知れないが、それは誰にも分からない」と語っている。また、発見の様子についても、「夫が牧場の仕事から戻ってきて、ラクダが庭をうろついているので不審に思い、倒れている被害者を発見した。台所にはお茶が仕掛けられたままで、動物にエサを与えていたような形跡だった。山羊にも同じことをしたことがある。夫と娘はペットとしてラマかアルパカを贈りたかったがあまりにも高価だったのでラクダにした。このラクダもまだ子供だが、人が手なずけており、ほ乳瓶で乳を飲み、手からエサを食べるほどなついていたのだが」と語っている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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