セスナ機、APEC飛行規制空域に侵入
豪空軍、ホーネット2機をスクランブル出動させる
9月9日のAPEC最終日午後3時、NSW州バサーストからバンクスタウンに向かっていた民間セスナ機がペンリス上空を通過した。オーストラリア航空局によれば、民間セスナ機は飛行許可を受けていたが、APEC開催中はシドニー国際空港を中心に半径45カイリが飛行規制空域になっており、バンクスタウン空港に近づいた際にこの空域に入り込んだもの。航空局はパイロットとの交信を試みたが、パイロットからの応答がないため、リッチモンドの豪空軍(ADF)基地に連絡し、基地から2機のF/A18ホーネットが飛び立ち、ペンリス上空で火炎弾を発射、セスナ機のパイロットも気づき、ホーネットに護衛されてバンクスタウン空港に着陸、取り調べを受けている。航空局スポークスマンは、「火炎弾の発射については聞いていない。2機のホーネットは、セスナ機がバンクスタウン空港に着陸したのを見届けた後、リッチモンドの基地に帰投した」と発表している。セスナ機は規制空域に入ったが、侵犯事件に記録されなかった。防衛省スポークスマンは、現在の時点でコメントすることはできないと述べた。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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