前立腺ガン治療薬が補助指定
年間19,000人が発症
前立腺ガンはオーストラリアの男性の間でもっとも発症数の高いガンだが、9月2日、その治療薬Taxotereが、医薬品購入補助制度(Pharmaceutical Benefits Scheme: PBS)に登録されたことを連邦政府のトニー・アボット保健大臣が発表した。Taxotere購入補助は、2007年11月1日から患者に適用される。アボット大臣は、同日、シドニーで開催された前立腺ガン認識向上ファン・ランに参加し、同薬の補助制度登録で、政府にとっては2007年度から2010年度までの期間だけでも8,640万ドルの負担増になると語っている。「11月1日からの施行で1,200人の末期前立腺ガン患者を救い、患者にとっても$18,000の経費負担軽減になる。前立腺ガン認識向上ウイークに政府がその治療薬の購入補助制度登録を発表したのは大きな意味がある」と語った。現在、Taxotereは、PBSには、乳ガン、卵巣ガン、非小細胞肺ガンの治療薬として登録されている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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