ハーバー・ブリッジで中央分離バリアに激突
運転手行方不明、徒歩で逃走か
9月6日午前3時半頃、APEC厳戒のさなか、ブラッドフィールド・ハイウエイを南からシドニー・ハーバー・ブリッジに向かって走っていたメルセデス・ベンツ2005年型が北行車線と南行車線を隔てている中央分離帯に乗り上げ、そのまま24メートル滑ってコンクリートの中央分離バリアに激突した。エンジンが車体から外れて3m先に落下していたことが衝突のすさまじさを物語っており、車の外板もそのまま9m滑り、ヘッドライトは50m先まで吹っ飛んでいた。しかし、すさまじい衝突にもかかわらず、警察が駆けつけた時には運転者の姿がなく、事故後直ちに逃走したとみられている。警察ではハーバー・ブリッジの警備ビデオ・カメラのビデオ・テープを再生して事故直後の運転者の動きを調べており、また運転者が負傷していると推定されるため、病院で治療を受けることを予想して各病院に手配した。警察スポークスウーマンは、車両の盗難届は出ていないとしている。また警察は、心当たりのある市民に、ロックスの警察署またはクライムストッパーに連絡を呼びかけている。(AAP)
この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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