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社会 - 2007年9月20日

パンプキンちゃんの祖母、中国から豪に

自宅前からアジア人女性の死体発見さる
 9月15日に、メルボルンのサザン・クロス駅で父親らしい男に置き去りにされたチャン・シュン・シュエちゃん(愛称パンプキン)は、行方不明の母親アナン・リウさんの母親が中国からオーストラリアに飛んでくることになった。一方、9月11日に姿を目撃されたまま消息を絶っていた母親らしいアジア人女性の死体が、家族の住んでいたNZ北島オークランドの自宅前に停めてあった車のトランクで見つかった。車はパンプキンちゃんの父親ナイ・シン・シュエ容疑者の所有。ニュージーランド警察は、インターポル経由でアメリカに高飛びしたシュエ容疑者の行方を追っている。時間の経過に従って、シュエ容疑者が、かつて家庭内暴力で有罪判決を受けたことや武術の達人を自称しながら周囲には粗暴な性格として知られていたこと、「チャイニーズ・タイムズ」の事業もうまくいかず借金を重ねていたことが次々と明るみに出ており、さらには前妻との間の娘(当時20歳)が5年前に行方不明になり、オークランド大学の学生がそのドキュメンタリー・フィルムを制作した時には、娘に家出され、涙を流して後悔する父親を演じたとされている。当時学生だった映画制作者は、「家庭を顧みず武術にのめり込んだ父が悪かった、戻ってきてくれと涙を流していたが、まったく真実味がなかった」と語っている。オークランドの隣人は、リウさんが失踪する前日にも騒々しい夫婦ゲンカを耳にしている。中国の祖母がパンプキンちゃんの親権を主張するとみられているが、適格性の判断はNZ政府の管轄になる。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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