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社会 - 2007年9月22日

キリビリ・ハウスに燃えるバッグ

首相不在のシドニー公邸、投げた男逮捕
 9月21日午前、シドニー湾北岸にある首相のシドニー公邸で、門外から燃えるバッグを門越しに投げた男が州警察と連邦警察に取り押さえられ、器物損壊および凶器不法所持で逮捕された。事件当時、ジョン・ハワード首相は不在だった。犯人はレーン・コーブ居住の31歳の男。2年ほど前にも類似の事件があったが、警察は、この犯人と2年前の事件の関連については明らかにしていない。NSW州警察スポークスウーマンの発表によると、男が綿のショルダー・バッグに火を点け、門越しに首相公邸に投げ込んだ後に通報で警察が駆けつけた。公邸を警護していた連邦警察(AFP)が直ちに燃えるバッグの火を消し、その場で男を取り押さえ、到着した州警察に引き渡し、州警察は男をノース・シドニー警察署に連行、事情聴取した。事件で負傷者はなく、キリビリ・ハウス公邸に損害はなかったが、門の内側のドライブウエーに焼け焦げ跡が残った。事件当時首相はキャンベラだったが、首相の家族がキリビリ・ハウスにいたかどうかも明らかにされていない。犯人は9月22日にパラマッタ保釈法廷に出廷する。2005年7月、男が、門衛警護のAFP警察官にナイフを見せた後、塀越しに燃える物体を投げ込んだ事件がある。男はAFP警察官に取り押さえられたが、物体に火を点ける時に脚をヤケドし、逮捕後は精神鑑定を受けた。NSW州警察のポール・マクドナルド警視がキリビリ・ハウス門外で報道陣に答え、2つの事件の関連はまだ分からない。また対テロ警察、AFPとも協力して捜査を進めると答えている。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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