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社会 - 2007年9月22日

コリン・レイニー殺害事件、夫に容疑

パースの著名な弁護士夫婦
 2007年8月7日、パースの最高裁登録官を務めるコリン・レイニー(44)さんが、ブートスクーティング(カウボーイ風ライン・ダンス)のレッスンを終えて自宅に向かったまま行方を絶った。15日になってレイニーさんの車が市内スビアコに乗り捨てられているのが発見され、16日、車から続いていたオイル洩れの跡をつけた捜査員が市内キングス・パークの散歩道わきに埋められている遺体を発見し、事件が異常な状況になってきた。通常、行きずりの殺人であれば、目撃されやすい場所で穴を掘って死体を埋めることはしない。レイニーさん失踪当時、自宅には、離婚後も同居を続けていた夫で、著名な弁護士のロイド・レイニーさん(45)と、10歳と12歳になる2人の娘がいたとされている。ロイド・レイニーさんは腐敗犯罪調査委員会で訴追されている警察官の弁護人を務めている。8月22日には、捜査員がコモの自宅を捜索したが、「夫のロイドさんは容疑者ではない」と発表していた。生前、コリン・レイニーさんは、送られてきた「脅迫電子メール」を友人に転送し、「私に万が一のことがあれば警察に通報してほしい」と言付けていたと報道されている。しかし、9月19日になって事態は急転、警察が再び自宅を家宅捜索、ロイド・レイニーさんに2人の娘の事情聴取を要求したがレイニーさんはこれを拒否、ロイドさんは家宅捜査令状にも応じず、警察は強制的に押し入らざるを得なかったとしている。また、警察はロイドさんの事務所も家宅捜索、ロイドさんを警察に連行、コモの自宅のコリンさんの電話機に違法な盗聴装置を取り付けた容疑で逮捕した。警察は、まだ証拠はないが、コリン・レイニーさんが失踪当日一旦自宅にたどり着いており、自宅で殺された可能性があるとしており、ロイド・レイニー容疑者が重要容疑者になっていると認めた。(AAP)


この記事はAAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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